所属、肩書、連絡先など、現在と異なる情報が掲載されている場合があります。ご注意ください。
東京大学大学院 医学系研究科 健康科学・看護学専攻 健康社会学分野
- 専攻HOME - 大学HOME - English_top
TOP>ようこそ東大・院・医・健康社会学へ。
健康社会学教室の活力とその源 健康社会学教室の研究プロジェクト 健康社会学院生の出身大学・学部・学科 健康社会学院生の最初の就職先

健康社会学教室の活力とその源

東大・院・医・健康社会学は、東京大学大学院医学系研究科健康科学・看護学専攻に16ある専門分野(/研究室/教室)の一つ
かつての東京大学医学部保健学科(現:健康科学・看護学科)保健社会学教室が1996年東大の大学院部局化によって二つに分かれた一方の研究室(/教室)
健康社会学教室は教員1人、しかし、院生は05年4月現在33人で専攻中・東大中でも最大規模
ここ10年間(1996-2005年度)に入学(移籍転入を含む)した健康社会学院生は合計65人。その内訳は、男性16人、女性49人(75%)。ナース38人(58%)、非ナース27人。東大学内から28人(43%)、学外から33人、留学生4人。
【「院生の出身大学・学部・学科」参照】
・ 教員の山崎は東大・医・保健学科卒、東大・院・医・保健学専攻(保健社会学)にて修士・博士課程とも修了、保健学博士=Ph.D.取得。
健康社会学教室は、風通しのいい運営とオープンでサポーティブな雰囲気
教室の運営は、コミュニケーション、公平、民主的、決定への参加、分担(シェア)、協力、共同をモットーに。
教員と院生の研究は、社会学・心理学等の人文社会科学の理論と方法を動員する点で共通性があり、研究テーマは多彩で相互に啓発的刺激的
健康社会学教室の今の研究領域には、「健康・病気と保健・医療の社会学的研究全般。ソーシャルストレスと対処・対応、ケアとソーシャルサポート、ヘルスプロモーション、地域保健、産業保健、医療者・患者関係、健康被害、健康の社会的不平等」を掲げています。
研究や論文の発表は毎年多数
・ 国内外の学会における研究室メンバーが筆頭の発表と講演の総本数は年平均11学会25本。
・ 国内外の学術誌に掲載された研究室メンバーの論文総本数は年平均18本。
レフリー付き国際誌・英文誌に掲載される水準の修士論文・博士論文の提出を目指しています
ここ9年間(1996-2004年度)に、37人が修士号、9人が博士号を取得。2005年度にはそれぞれ45人、13人になる見込。
自学自習の助けになる各種セミナー・研究会・勉強会を数多く提供
・ 毎週ある教室研究会(研究発表会)とジャーナルクラブ(英文誌論文抄読会)、多数ある共同研究プロジェクト研究会や自主研究会・勉強会【右欄参照】が研究室メンバーの切磋琢磨の場。
・ 健康社会学特論Ⅰ(健康社会学の理論・概念とアプローチ)と同Ⅱ(保健医療看護における調査研究方法論)は、毎年、健康科学・看護学専攻等の院生が多数受講。
健康社会学教室のクリエイティブでパワフルな研究活動は、次の9点を重視していることによると自己分析
1. 「研究における発想や着眼のよさ (新しさ・おもしろさ・適切さなど)」
2. 「多角的構造的な見方や社会学理論」
3. 「国際水準・世界水準の研究」
4. 「当事者とともにつくる研究」
5. 「方法論的トライアンギュレーション (量的研究と質的研究の結合など)」
6. 「統計学・論理学の基礎と技法」
7. 「研究論文とディスカッションへのコンスタントな曝露」
8. 「院生大集団のセルフヘルプ」
9. 「健康社会学・健康教育学を愛する先輩や先生・仲間たちとのネットワーク」
東大・院・医・健康社会学は、東大・医・衛生看護・保健学科以来の50年の伝統の継承・発展を目指します
保健学のキイワードは、ライフ(生存・生活・人生)、ケア、サポート、ヘルス、コンシューマーオリエンティッド・ペイシェントセンタード(患者・住民主体)、エンパワーメント。
健康社会学の院修了生は毎年ほぼ全員、大学の教員や研究機関の研究員として世に送り出されています
・ 就職先の所属・担当3大分野は、①健康社会学・健康教育学、②看護学・保健学、③社会福祉学・保健福祉学・障害者福祉学。【「健康社会学院生の最初の就職先」参照】
・ 「調査研究ができる」、「医学と人文社会科学の両方にまたがる視点と概念用具をもつ」、「理論と概念にセンシティビィティが高く、スタンスと方法論が確か」、そして「ハートがある」がセールスポイント。
健康社会学教室Eメールネットワークで、全国の大学・研究機関等で活躍する約80名の元院生=先輩や客員研究員と結ばれ、協力共同・相互支援を図っています

university of TOKYO Health Sociology