■ 最近の博士論文・修士論文
【健康社会学・健康教育学研究室院生の博士(課程博士)論文・修士論文・卒業論文・社会調査実習テーマ】
博士論文
2009年度
佐藤みほ:家族習慣尺度の作成と、幼少期における家族の習慣が高校生の学校帰属感覚ならびに精神健康に及ぼす影響に関する研究
蝦名玲子:1991年から1995年にかけてのクロアチア紛争の直接的な影響を受けた若者の首尾一貫感覚と対処
2008年度
田口良子:一般住民におけるマンモグラフィ検診への選好に関する研究―選択型実験を用いて―
藤村一美:大都市在住の既婚成人男女におけるリプロダクティブ・ヘルス/ライツの現状とその関連要因に関する研究
2007年度
熊谷たまき:中年期にある血液透析患者と配偶者における生活上の支障と抑うつにストレッサーと心理社会的資源が及ぼす影響に関する研究
戸ヶ里泰典:20~40歳の成人男女におけるsense of coherenceの形成・規定にかかわる思春期及び成人期の社会的要因に関する研究
2006年度
河合薫:Webによる心理的 well-being 向上プログラムの有効性に関する研究-プロセス評価とアウトカム評価-
楠永(渡邊)敏恵: 在宅要介護高齢者の幸福感に関する質的研究
平野(萬代)優子:侵襲的人工呼吸療法を行う筋萎縮性側索硬化症患者の発症から現在までの困難と対処、ならびに人生再構築の過程と要因-ライフ・ライン・メソッドを用いて-
溝田友里:非加熱血液凝固因子製剤によるHIV感染が血友病患者のlifeにもたらした困難とlifeの再構築に関する研究
2005年度
小出昭太郎:医療サービスのための均一額の支払いと支払い能力に応じた支払いに対するベヴァリッジ報告における根拠づけ(審査中)
青山陽子: ハンセン病療養所の長期隔離生活の把握とそれがもたらす入所者の生活心理に及ぼす影響に関する研究(審査中)
2004年度
八巻知香子:身体障害者における「社会のまなざし」の認知、それへの対処と主観的ウェルビーイングに関する研究
佐伯みか:医師と看護師の役割期待関係におけるコンフリクトとその役割遂行への影響-治療・ケア方針決定過程における役割に焦点をあてて-
2003年度
井上洋士: HIV感染者のコンドーム使用の意図と行動、及びそれらの関連要因に関する調査研究
関由起子: 注射事故発生の潜在的条件に関する実証研究
石川ひろの: 老年病科外来における医師-高齢患者-付添間コミュニケーション:患者中心的診療と患者アウトカムへの影響
2002年度
高山智子 :医師のコミュニケーション行動およびスタイルと診療環境が患者の診療場面への参加に及ぼす影響-乳癌外来患者を対象として-
磯野富美子:産業看護職における業務実態と役割志向の乖離とその関連要因に関する研究
2000年度
張雪君 : A comparative study of health service utilization among noninstitutional elderly in Tokyo and Shanghai (東京都と上海市に在住する高齢者のヘルスサービス利用に関する比較研究)
1998年度
伊藤美樹子:「てんかんであること」への対処パターンが主観的ウェルビーイングに及ぼす影響に関する研究
修士論文
2009年度
榊原(関)圭子:参加的組織風土がホワイトカラーのワークモティベーション、蓄積疲労度、抑うつ度に及ぼす影響に関する研究―大手製薬企業における検討―
本間三恵子:繊維筋痛症患者の個人誌における混乱から再構築への移行とセルフヘルプグループの関与
益子友恵:日本の情報サービス産業従事者におけるSense of coherenceと関連する労働職場要因の探索、ならびにそれらが心身の健康に及ぼす影響に関する研究
2008年度
兵頭千津:高齢者における社会役割・社会関係から見る生産的活動とPurpose-in-Life~超高齢化農村地域と都市近郊農村~
朴敏廷:日本における慢性疾患自己管理プログラムの1年間追跡調査研究
鶴岡雅誉:2型糖尿病と共に生きる人々の自己管理評価と外来における医療者との協働に対する意識に関する研究
熊田奈緒子:薬害HIV感染長期生存患者とその家族におけるPerceived Positive Changeとその関連要因
笠原麻美:東京大学医学部法医学教室で扱った診療関連死司法解剖事例の調査および調査から判明した現状と課題
瀬戸山陽子:乳がん患者のオンラインコミュニティ参加の実態とそのサポート機能―対面サポートグループとの比較から―
竹内朋子:看護師のワーク・ファミリーコンフリクト(WFC)に関する研究―関連要因ならびに心身の健康度に及ぼす影響について
2007年度
山本由美子:薬害クロイツフェルト・ヤコブ病患者の介護経験と死別後の心理に関する研究
湯川慶子:日本における慢性疾患自己管理プログラム(CDSMP)が受講者の病への向き合い方とヘルスアウトカムに及ぼす影響の前後比較デザインにによる検討
横山由香里:薬害HIV感染長期生存患者の事件発生後10数年を経た7年間における健康・心理・生活面の変化に関する研究
吉川真由子:糖尿病外来診療における診察での医師・患者間コミュニケーション及び患者参加と患者のヘルスリテラシーとの関連に関する研究
2006年度
佐藤菜保子:民間航空機客室乗務員の救命経験の実際と教育とサポートに関するニーズの検討
佐藤みほ:地域住民をスタッフとする「共助型」介護予防プログラムが参加者とスタッフにもたらした影響と地域にとって持つ意味に関する研究-都市部2地区の事例を通して-
鈴木昭裕:建設作業者におけるアスベスト関連肺癌が診断されるまでの経緯と情報提供のあり方に関する研究
富田朱実:看護師が患者との対人関係において困難を感じる事態とその対処法略に関する研究~看護師へのインタビュー調査をもとに~
花田(久野)由美子:入院している小児がん患児の心理社会面にクリニクラウン(臨床道化師)が与える影響の検討
米倉佑貴:慢性疾患自己管理プログラム(CDSMP)の日本への導入とプロセス評価
2005年度
阿部桜子:派遣型性風俗産業で働く女性における仕事の心理社会的特性とメンタルヘルス-職業安全衛生の観点から-
大宮朋子:口唇口蓋裂患者における「口唇口蓋裂という生(Life)の肯定」に至るプロセスとその要因
加藤礼子:化学産業関連企業に勤務する中壮年男女労働者における Work-to Family Conflictの規定要因、
ならびに、それが家庭参加、蓄積疲労、抑うつに及ぼす影響についての検討
佐藤三穂:Living with rheumatoid arthritis: benefit-finding, mental health and social relations, self-care and among males and females with RA
in Japan and the United States
(関節リウマチと共に生きる:日米男女の関節リウマチを持つ人々におけるベネフィットファインディング、メンタルヘルスと社会関係、セルフケア、との関連)
竹田雄介:食関連QOLに対する人口学的特性と生きがい感がもたらす影響
星野周也:在宅同居で認知症高齢者を介護する家族の介護に対する認識の関連要因ならびに精神健康、介護関係の質との関係~3地域における調査を通して~
松本佳子:介護予防を目的とする3タイプの集団運動プログラムが参加者の主観的QOLおよび心身機能とプログラム参加に対するPerceptionに及ぼす効果の検討
望月美栄子:在宅要介護高齢者にとって生活の中で車いすを利用することの意味に関する研究
2004年度
伊藤美千代:職業をもつ炎症性腸疾患患者の職場における困難の実態とワークモチベーションおよび抑うつに関連する要因の検討
久地井寿哉:日本の中壮年男女のライフストレス進行過程におけるSense of Coherence (SOC) の効果
田口良子 :転移・再発乳がん患者の人生線(life-line)の推移と転移・再発後の困難及び対処に関する研究
善光彩子:都内保育所に勤務する保育士における腰痛・頸肩腕症状および職場のメンタルヘルスとそれらの関連要因
宮田あや子:A Nationwide Study on the Relationship between Health, Health Related Behavior and Socioeconomic Status in Japan
(日本の全国サンプルにおける社会経済的地位と健康及び健康関連行動の関連性の検討)
2003年度
近藤佳代子:顔の異形とともに生きる ・スティグマ化の状況と対処戦略ならびにそれらが心理的Well-Beingに与える影響
大河内彩子:日本の寿地区ドヤ街に住む身体・精神障害者施設利用者のソーシャルサポートネットワークと健康関連行動にみる特徴
河合薫 :新卒社会人の入社後半年間のメンタルヘルスとその関連要因に関する追跡研究
~大学生の就職準備教育と新入社員への社内サポート体制への示唆
萬代優子: 侵襲的人工呼吸療法を行うALS患者の困難と心の支え、ならびにそれらのHopeとの関連
崎田マユミ :関節リウマチをもつ人々における社会との関わりとそれらが抑うつ・不安およびホープに及ぼす影響
2002年度
蟹江教子:未就学児をもつ共稼ぎ夫婦における配偶者の職業生活と回答者の家庭生活満足度、疲労との関連
住川陽子:ストレス対処・健康保持能力としてのSense of Coherence(SOC)の関連要因の大都市・農村地域間比較
田中幸子:老人福祉施設で働くケア職の評価による職場ストレス関連要因および働きやすさ感とバーンアウトとの関連
戸ヶ里泰典:大学生におけるSense of Coherenceが、2年後のwell-beingに及ぼす影響についての追跡研究
溝田友里:薬害HIV感染被害者との死別体験が遺族の心理および社会生活におよぼす影響
2001年度
小澤恵美:精神障害者社会復帰施設における労働・職場特性と職務満足および援助の質との関係
清水準一:生体肝移植のドナーとしての経験とニーズ-日本の一大学病院における面接及び質問紙調査から
程志光:ヘルスプロモーションモデル(修訂版)の検証及び地域住民運動行動決定要因についての研究-東京都某区成年男性への調査-
富永真己:情報サービス産業の労働職場環境が労働者の心身及び離職意向に及ぼす影響~コンピュータテクニカルサポートスタッフにおける研究~
藤村一美:一般成人男女から報告された男性から女性への暴力の分布とその関連要因に関する研究~G県における調査から~
2000年度
井上洋士 : HIV感染者の性行動と社会関係とQOLに関する研究
楠永敏恵 : 介護老人保健施設に入所した高齢者の不満と満足に関する研究
熊谷たまき : Long-term Prognosis and Life Course Analysis of Patients with West Syndrome(点頭てんかんと診断された子どもの長期予後とライフコース分析)
1999年度
長阪由利子 : 乳がん患者における心理社会的介入の情報およびソーシャルサポートへの満足度に対する効果と満足度が心理状態に及ぼす影響
熊谷香代子 : 点頭てんかんの診断を受けた子どもを持つ介護家族の20年余にわたる生活の展開と意識の変化
浅野祐子 : 総合病院に勤務する看護婦のキャリア志向とその関連特性に関する研究
石川ひろの : Analysis of Physician-Patient Interactions in Japanese Cancer Consultataions using Roter Interaction Analysis System(RIAS)(日本の癌診療場面における医師・患者間相互作用のRIASによる分析) 」
梅澤慶子 : 診療場面での患者参加に対する市民の意向および積極性とその関連要因に関する研究
木村知香子 : 地域で生活する身体障害者における他人介助者との関係構築の方略とスキルに関する研究
卒業論文
2009年度
加納輝章:アメリカ合衆国におけるメディカライゼーション~コンラッド博士の『MEDICALIZATION OF SOCIETY』を読んで~
松山大樹:高校生におけるSOCと不眠、精神健康度、心身症状の関連性
利根川宜子:高校生におけるSOCの関連要因ならびに進路決定度との関連性
2008年度
藤井暢弥:某県建設国保組合の最近8年間における医療費低下の動態分析
2007年度
立岩譲一:日本における慢性疾患セルフマネジメントプログラム参加者の受講による知覚された肯定的変化~自由記述の分析を中心に~
山上響子:健康図書室を活用した糖尿病自己管理支援プログラム評価の予備的研究
2006年度
豊田崇文:精神障害者への大学生のまなざしに関する研究
2005年度
奥山宏太郎:一般住民における「夢」の記述と「Hope」との関連
菅野賢太郎:ヘルスプロモーションの社会学に関する文献的研究
中嶋俊介:障害者への社会の「まなざし」に関する研究
横山由香里:薬害HIV被害者遺族を生きることとSOCとの関係に関する2次分析
2004年度
松本直子:児童思春期用SOC尺度の開発と検討
米倉佑貴:某NPOによる病院評価の視点とその特徴および有用性の検討
2003年度
松本美紀:ホームレスを支援するボランティアの役割と活動に関わる要因の考察-文献レビューとケーススタディから-
児島拓郎:薬害HIV感染被害者のHIV治療看護過程における遺族の経験
川添麻紀子:欧米におけるドラマ・セラピーの展開と日本での可能性
鈴木昭裕:当事者参加型リサーチの有用性について―アメリカ、カナダの文献より
星野卓郎:保健医療分野におけるソーシャル・キャピタルの概念とその有用性について
板垣貴志:老人保健制度の成立・改正における「老人像」の変遷-厚生白書・厚生労働白書をもとに-
兵頭千津:超高齢化農山村地域の高齢者における生産的活動とソーシャルサポートの授受-近郊農村地域との比較
2002年度
橋場聡子:ヘルスリテラシー:その概念と有用性
2001年度
遠藤雄一郎 : 終身雇用制度、及び目標管理制度の変化と労働者のストレスとの関連
山本舞衣子 : ヘルシズムの社会的背景と健康観の変遷との関連
2000年度
磯島寿人 : 最近のわが国における産業別にみた健康の推移及び状況に関する研究
進士恵実 : 自立生活センターに関わる障害者の自立生活実態とその獲得過程
1999年度
藤江知郁子 : 説明の限界と、医療者-患者関係の限界
溝田友理 : 東京都における中年期男子死亡の地域差とその社会的背景
久地井寿哉 : トンネルじん肺患者におけるじん肺患者におけるじん肺に関する認識形成の過程と要因
社会調査実習における健康社会学教室(山崎喜比古)担当グループの調査実習テーマ等
2010年度
薬害HIV生存患者における逆境下成長とSOCの関連性のこだわり分析(仮)(TA:関圭子、本間三恵子、益子友恵)
2009年度
デイサービス利用高齢者の認知症予防観を探る―7ケースの半構造化面接調査から―(TA:星野周也、阿部桜子、竹内朋子、朴敏廷、笠原麻美)
2008年度
高校生の『生きる力』(TA:横山由香里)
2007年度
ストレスに強い家族が持つとされる家族の習慣チェックリストFamily Routine Inventory(FRI)の日本語版の作成とその信頼性と妥当性の検討、ならびにそれによる日本の家族の習慣の実態と特徴の把握(TA:佐藤みほ、花田(久野)由美子、米倉祐貴)
2006年度
医療情報『健康図書室』への患者のニーズに関する調査(TA:大宮朋子、松本佳子、望月美栄子、板垣貴志)
2005年度
高齢者にとっての介護予防プログラム参加の意味を探る(TA:住川陽子、伊藤美千代、田口良子、松本佳子)
2004年度
市民における障害へのまなざしと希望(ホープ)に関するオムニバス調査(TA:河合薫、崎田マユミ、萬代優子
2003年度
都市家族における家族関係とストレス(家族ストレス)に関する調査(TA:溝田友里)
主観的健康管理能力尺度(ヘルスコンピテンス)の開発に関する調査(TA:戸ヶ里泰典)
2002年度
最先端医療技術(遺伝子診断・出生前診断・不妊治療)に対する市民の知識・信念・態度に関する調査(TA:藤村一美、清水準一)