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東京大学大学院 医学系研究科 健康科学・看護学専攻 健康社会学分野
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健康社会学教室の研究プロジェクト

当事者とともに進める薬害HIV被害者患者・家族・遺族の研究は、国内外で高い評価を受けています
・ 当事者参加型リサーチの結果は多くの新聞やTVで報道され、本や報告書として出版され書評され、政策も動かしました。
健康社会学研究室は、ストレス対処・健康保持能力概念として世界で注目されるSOC(Sense of Coherence,首尾一貫感覚)の日本における研究センター
・ SOC研究ネットワークを世話し、月1回SOC研究会を開催(世話人:花田由美子
・ SOC概念を生んだ健康生成論(サルートジェネシス)とヘルスプロモーション、SOC概念に関連する様々な「健康への力」概念と尺度などの開発・普及にも努めています。
病いや障害を抱えながら、あるいはストレッサーやスティグマに曝されながら生きる人々の<生きる営み(ライフ:生存・生活・人生)>を応援する(エンパワーする)研究に取り組んでいます
・ ホープやSOC等の「健康への力」、ストレス関連成長(SRG)/トラウマ後成長(PTG)/BF()/肯定的変化の認識(Benefit finding, Perceived positive change)といったヘルス・エクスピアリエンス概念と尺度に挑戦。
・ 上記薬害HIV被害者患者・家族・遺族の他に、転移・再発乳がん患者、ALS患者、IBD(炎症性腸疾患)患者、関節リウマチ患者等の調査研究に応用。
以上のような研究を、「患者・障害者・家族・遺族のライフ把握の理論と方法に関する総合的実証研究(ライフ研)」などで下支え
・ 月1回ライフ研を開催(世話人:佐藤みほ D1生)。
・ 隔月1回ライフ研シニアを開催(OG・D生がコーディネータ)。
共助型健康づくりという新しい介護・閉じこもり予防プログラムの開発と普及に、新しい効果測定手法の開発等を通して協力しています
・ 評価研究・介入研究の新しいあり方も模索中(EVA研、世話人:松本佳子D2生)
「ストレスの社会学的研究」、「社会研究としてのストレス研究」を継続・発展させています
・ 労働と家族とストレス、「働き方」「生き方」とストレス、ヒューマンサービス労働・ケア労働とストレス、人事労務管理制度とストレス、スティグマとストレス、心理社会的ストレッサーの定量化などのユニークなストレス研究を行っています。
・ 「精神障害等の労災の判断指針」づくり、NHK「日本人のストレス実態調査」に参加。
・ 最近は、ストレッサー・リダクション/コントロールや当事者参加型ストレス・リサーチやポジティブ・アプローチ(「元気に働き続けられる職場づくり」など)にも挑戦。
国際比較や比較社会文化的見地からの日本研究を行い、世界への発信に努めています
・ 「日本における健康の社会的不平等に関する実証研究」(東大社会学研究者と共同)、「関節リウマチをもつ人々の生きる営みに関する日米比較」(某製薬企業と共同)、「インフォームドコンセントの考え方の日米比較」、「精神障害者に対するスティグマ・社会のまなざしに関する国際比較研究」などが進行中。
・ アメリカ医療社会学屈指のテキストブック(Cockerham:Medical Sociology)は、国際会議での山崎らの発表原稿「日本の産業労働者に蔓延する疲労とストレス」を半頁に亘って引用・紹介。
「転換期の医療者患者関係とヘルスケアシステムのあり方に関する総合研究(ケアシス研)」が健康社会学研究室におけるもう一つの研究潮流を下支え
・ 月1回ケアシス研を開催(世話人:米倉祐貴 D1生)
教室の現と元メンバーの執筆による新しいパラダイムと理論に基づくテキストブックや書はロングセラー
<作成中>
健康社会学教室は、学際性に富んだ日本保健医療社会学会の事務局を引き受けています
・ 会員数約600名。
・ 山崎喜比古准教授は学会長、望月美栄子(D2)は学会事務局次長。
・ 来年08年次第34回大会は、5月17-18日(土・日)首都大学東京(大会長:星旦二教授)で開催予定 ・ 医学中央雑誌にも登録されている学会誌『保健医療社会学論集』は年2回発行。
日本保健医療社会学会ホームページ

university of TOKYO Health Sociology