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東京大学大学院 医学系研究科 健康科学・看護学専攻 健康社会学分野
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■ スタッフ・学生の紹介

スタッフ

大学院生・研究生など

【健康社会学・健康教育学研究室スタッフの紹介】

准教授・主任山崎喜比古

《現職》
東京大学大学院 医学系研究科 准教授(健康社会学・健康教育学担当)。そのほかに,東洋大学大学院社会学研究科福祉社会システム専攻,東京女子医科大学看護学部などの非常勤講師。

《略歴》
1976年東京大学医学部保健学科卒。83年東京大学大学院医学系研究科保健学博士課程修了(保健学博士取得)。東京大学医学部助手(保健社会学教室)を経て,93年同助教授,97年同大学院助教授, 07年同大学院准教授

《主な論文・著作》
「トンネル建設労働者の出稼ぎ就労構造とじん肺」(『社会医学研究』1984年)
「向引退期における生活と意識の再構造化過程」(『日本労働研究雑誌』1986年)
「ホワイトカラーにみる疲労・ストレスの増大とライフスタイル」(『日本労働研究雑誌』1992年)
『社会学と医療』(1992年,共著)
『保健・医療・看護調査ハンドブック』(1992年,共著)
『保健社会学Ⅰ 労働・生活・環境問題』(1993年,共編著)
『来日アジア・アフリカ人の生活適応と日本人との共生に関する研究』(1993年,編著)
『父子手帖』(1994年,共著)
『健康観の転換-新しい健康理論の展開』(1995年,共著)
「公衆衛生・保健領域のパラダイム・シフト」(『保健婦雑誌』1996年)
「労働と家族とストレス」(『労働研究所報』1996年)
『日本における健康の社会的格差・不平等と形成要因に関する研究』(1997年,編著)
「健康の社会学の現段階」(『社会学評論』1998年)
『生き方としての健康科学』(初版・1999年,重版・2001年,第3版・2003年,第4版・2007年 共編著)
「健康への新しい見方を理論化した健康生成論と健康保持能力概念SOC」(『Quality Nursing』1999年)
「過労自殺と労災」(『総合臨床』2000年)
『HIV感染被害者の生存・生活・人生-当事者参加型リサーチから-』(2000年,共編著)
『医療者・患者関係の転換と患者の主体化に関する現状分析と理論開発』(2001年,編著)
『A.アントノフスキー著:健康の謎を解く-ストレス対処と健康保持のメカニズム-』(2001年,監訳)
『健康と医療の社会学』(2001年,編著)
『薬害HIV感染被害者遺族の人生 当事者参加型リサーチから』(2008年,共編著)
『ストレス対処能力SOC 』(2008年,共編著)

事務君塚 昭子 (火曜日・金曜日)、 池田(小倉)真理子(水曜日・木曜日)

【健康社会学・健康教育学研究室の院生・研究生の紹介】


氏名 関心領域
博士
課程
Thomas Bryce アメリカの医学部を卒業した、画像診断放射科医です。本研究室では、日本の医師?患者関係と、日本における患者権利やインフォームド・コンセントについて研究しています。
望月美栄子 障害者の自立と共生、障害・病気受容、障害へのまなざし
障害を持つ人々が自立し、地域の中で障害を持たない人々と共に暮らしやすい社会にするには、何が必要で、何が障害となっているのかという点に興味があります。
井出彩子
(旧姓:大河内)
松本佳子
宮田あや子 社会経済的格差
健康の社会経済的格差において健康関連行動、労働条件などが身体的および精神的健康におよぼす影響を検討する。
横山由香里 Life、病と共に生きる、健康生成論、薬害HIV
修士論文では、薬害HIV感染事件以降、感染患者の方がどのような人生を歩んできたのかについて検討しています。
阿部桜子 産業ストレス、セルフケア、セルフヘルプ、感情労働
様々な労働環境で働く人々の精神的健康に興味があります。ストレスを受けながらも対処していく、人間の持っている健康への力に注目しています。
笠原麻美 自死遺族支援、配偶者との死別、対処行動
夫を自死で亡くした女性にお話を伺いながら博士論文の研究をしています。支援のあり方や、ご遺族を対象とした調査研究をするということの意味などについても考えていきたいです。
竹内朋子 看護管理、看護師のワーク・ライフ・バランス、ワーク・ファミリー・コンフリクト
看護師がいきいきと働き続けることのできる就労システムや職場環境を調整するための研究活動を行なっています。
朴敏廷
Park min-jeong
Evaluation of self-management programe for people living with chronic desease: long-term study
星野周也 中学・高校時代、一つ屋根の下で、両親が祖父母を介護していました。「これでは家族が壊れる」と思うとともに、祖父母が両親に対して「人生最後の教育」をしていると思いました。要介護高齢者を抱えることで家族にもたらされる光と闇を共に知る者として、その光の部分を科学的に実証することが課題であると考えています。
山本由美子 薬害クロイツフェルト・ヤコブ病被害者遺族のライフ、トラウマ、Grief care、PTSD
薬害クロイツフェルト・ヤコブ病被害者遺族のライフ把握、支援策の検討についての研究を行っています。
湯川慶子 人生、慢性疾患、健康観、自己管理、ライフスタイル
「健康」を通じて、多くの人と出会いお話を伺いました。その度に健康や人生は自分で作り上げるものであるという思いを強くしました。その人らしい人生を追う研究に携わりたいと思っています。
本間三恵子  医療コミュニケーション、ナラティブ、医療資源の適正利用、患者満足、慢性疾患、心身症
文系(社会科学)出身で、社会人経験があります。医療者とのコミュニケーションにより、病の捉え方も変わるのでは、と考えています。医療者・患者どちらにも偏らず、双方が幸せになれるような医療を考えていきたいです。強い信念と、柔軟性を兼ね備えた研究者になれればと思っています。
榊原 (関) 圭子 ストレス、健康職場、ワークライフバランス、コミュニケーション、メンタルヘルス
仕事と個人の生活のバランスと心身の健康の関係、健康的な職場をいかに作るかなど 働くことと人生について深めていきたいと思っています。  
益子友恵  産業保健、職業性ストレス、ストレス対処能力、職場環境、健康職場
ストレスに強く、労働者にとって働きがいのある様な健康職場の研究をしています。研究と現場を繋げられる様に、現場で生かせる様なより具体的な示唆が得られる研究を目指しています。
修士
課程
上野治香 慢性疾患、予防、セルフケア、自己効力感
慢性疾患を抱えていても、病気の進展を予防しつつ、その人らしく無理なく生きていくことが大切だと感じています。そのための要因や関わりについて興味があります。
幸光真紀子
永畑研
持田敬司 健康の社会格差、心理社会的支援、国際保健
タイでHIV/エイズのソーシャルワーカーをしていました。健康とよりよい生活という共通意識の下で、世界の多くの人たちと関わっていきたいと思います。
陳慈安
研究生
小手森麗華
義平真心
木村美也子 障害や病ある人の家族、健康と社会の不平等、ソーシャル・キャピタル、SOC
藤井暢弥
香川由美 慢性疾患、セルフマネジメントプログラム、患者同士のエンパワメント
 「慢性疾患セルフマネジメントプログラム」という自己管理を支援する患者教育プログラムの評価研究を通して、一人でも多くの慢性疾患とともに生きる方が、病気と上手くつきあい、自分らしく人生を楽しむことに貢献することをめざしています。

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